事例 1
2002年10月18日夜、岡山県美作町で無人のベンツA車が動き出し山肌に乗り上げ転覆する事故が発生しました。事故状況に不審を持った保険会社から解析の依頼がありました。現場およびA車を調査した結果、転覆させようとしたベンツが山肌に乗り上げて止まった。そこで、A車をクレーンで吊り上げ転覆させた偽装事故である事が判明しました。Aさんが保険金の支払いを求め提訴したので、保険会社は「債務不存在確認訴訟」を起こしました。裁判所は解析書を採用し、債務がないことを認め、Aさんの訴えを棄却し解決しました。
事例 2
2002年4月8日深夜、岡山県津山市で居眠り運転をしていたAさんのBMWが道路脇の川に転落する事故が発生しました。事故状況に不審を持った保険会社から解析の依頼があり、現場および車両を調査した結果、偽装事故である事が判明しました。
Aさんは支払を求め提訴、保険会社が債務不存在訴訟を起こすと、Aさんは警察に通報しないことを条件に訴訟を取り下げ、今までかかった調査費や裁判費用を全額負担するとの申し出があり解決しました。